いらっしゃいませ!ご訪問ありがとうございますm(^-^)m
当ブログでは日々食べたカップラーメン、
それから有名ラーメン店のラーメンなど、
ラーメンネタをとことん日記にしていく予定です。
主に自らが自称ラーメン調査員となって、
ミシュランまがいなマネで5つ星評価で味のランク付けもします♪
独断偏見もあるかもですが、どうぞよろしくお願いします!
なお当ブログでは一般の訪問者様からのラーメン店or各種カップラーメン
の独自評価も受け付けています(うどん屋とかファミレスでも全然OKです)。
調査員となってお店や味をご評価ください。
↓記入例
【お店基礎データ】
店名・肥後ちゃんラーメン
注文・上島ラーメン脂多め800円
場所・JR新宿駅新南口 徒歩1分
営業時間・11:00~18:00
定休日・年中無休
駐車場・有2000台
その他・ショータイムあり
<5つ星評価>
【めん】★★★2.5
【ダシ】★★★2.5
【値段】★★★★2.5
【店内】★★★2.5
【接客】★★★2.5
【総合】★★★★2.5
※店内=店内の雰囲気や清潔度、 平均値=星2.5
<コメント>
混んでいたがおいしかった~。麺のコシがもう少し欲しい、などなど。
↑あくまでも見本です。内容は皆さまの自由です(お店への過度な誹謗中傷にならない範囲で)。
ご協力いただいた内容はブログ内で紹介し、ご希望の方は協力者の方のHPやブログ(アダルトや宗教などは除く)をリンク付きでご紹介いたします。
気が向い方はぜひどうぞ♪
↓関連リンク・新卒の就職と転職完全マニュアル↓
■2013年度・新卒就職活動案内
■ALLラーメン徹底評価ブログ(有名店・カップラーメンまで何でもアリw)
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■【無職・転職期間も稼ぐための】・楽なアルバイト情報
■履歴書の記入例や自己PRの例文集&マナー・書き方(正しい日本語の使い方)
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首都圏を中心に、
家系や有名店の覆面調査があるそうです。
MSコンサルティングやメディアフラッグ、ショッパーズアイといった大手の調査会社が募集を出すとのこと。
まずは調査員に登録して(誰でも無料登録してアルバイトできます)、
対象店舗に行ってラーメンを食べ、
感想などをレポートするそうです。
無料でラーメンが食べられるなんてうらやましい!
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ウィキペディアより引用。
ラーメンは、茹でた中華麺と汁(スープ)と具[注 1]からなる日本の料理。漢字表記は拉麺または老麺・柳麺[1]。別名は中華そばおよび支那そば・南京そばなど[2][3]。
中国の麺料理を原形に、大正時代ごろから日本各地に広まり、その後日本流のアレンジが加えられ独自の進化をした麺料理である。現在の日本ではカレーライスと並んで国民食と呼ばれるほど人気のある食べ物であり、アジアや欧米など国外でもよく知られている。中国・台湾では日本のラーメンは日式拉麺(日式拉麵/日式拉面)または日本拉麺(日本拉麵/日本拉面)と呼ばれている。
ご当地ラーメン [編集]特定の地域で食べられているそれぞれなんらかの独自性があるラーメンをご当地ラーメンという。しかし、かならずしも、周辺地域の店が同じような味とは限らない。その地域の名を冠して呼称されることが多い。
北海道 [編集]旭川ラーメン(旭川市)
魚介類と豚骨、鶏ガラなどで出汁を取ったスープに醤油を合わせる。寒冷地であるため、ラーメンの熱が逃げないように脂で蓋をするような意味合いでかなり高温になるまで焦がしたラードをスープに使用するが、味は淡泊。麺は細めの縮れ麺で加水率が低いため、スープによく絡む。味噌味仕立ての物は、コクと甘みが主張する独特な味で、札幌の味噌味とは異なる。近郊の上川町には「上川ラーメン」があるが、基本は同じ。
札幌ラーメン横丁札幌ラーメン(札幌市)
中国からの料理人の作るあっさりした塩味の汁麺に始まったが、戦後に満州からの引揚者によってこってりした醤油味となり、永らく醤油ラーメンが広く主流であった。だが後に味噌ラーメンが考案されると、これが一躍人気となり全国に知られるところとなり、今や札幌ラーメンの代名詞となった。味噌ラーメンは濃厚な辛口の味噌にニンニクを用いる。大量のラードとニンニクで炒めた具の野菜類をスープと一緒に煮込み、それに味噌を溶いてできたスープを器に注ぎ麺を入れ炒め煮込んだ具を盛りつけるというスタイルのものが多い。麺は加水率がかなり高く、コシがある。味噌味以外の醤油味、塩味も大抵の店で出されているが、他の地方と比べるとやや塩辛さが強く寒冷地の土地柄もありカロリー摂取を目的に比較的多めのラードを使用する。観光客向けの店を中心に、トウモロコシやバターを載せることも多い。
室蘭ラーメン(室蘭市)
従来からの醤油ラーメンと近年のカレーラーメンがあり、前者は地元特産の根昆布、鰹節をベースにした醤油味に、太めの縮れ麺を用いたもので、味は淡泊。後者は、ちぢれ麺と、チャーシュー、野菜やワカメなどが特徴となっている。
函館ラーメン(函館市)
国内でも相当に長い歴史を持つラーメンの一つと言われ古くから今も変わらず塩味のスープが一貫して主流で函館で単にラーメンというと塩ラーメンのことを指す。そのため醤油味のラーメンは函館ではわざわざ「醤油ラーメン」と呼ぶ。弱火で炊き込んだ器の底まで透き通るほど透明で薄味の豚骨がベースとなっており、そこに塩で軽く味付けする。他の北海道のラーメンとは異なり、麺は細ストレート麺が多い。
滝川ラーメン(滝川市)
特産の合鴨を使用した合鴨ラーメン。出汁に、合鴨のがらを使用し、風味を活かす薄味のあっさりした塩ラーメン。
地獄ラーメン(北広島市)
唐辛子味噌と唐辛子粉を加えた辛いラーメン。
釧路ラーメン(釧路市)
鰹出汁をベースに、昆布、煮干しなどの魚介類、豚骨、鶏ガラなどを合わせすっきりとした醤油ラーメン。麺は極細の縮れ麺で、加水率が高い。
東北 [編集]津軽ラーメン(青森県弘前市)
煮干し、鶏ガラであっさりした醤油スープが多い。煮干しではなく、焼き干しを使用する店もあるが、煮干しに比較して高価なため数は少ない。また、十三湖周辺のしじみラーメンもよく知られている。
八戸らーめん(青森県八戸市)
南部地鶏と白銀産の煮干しでダシを取った特製の醤油味のスープで、名川産の長ネギや高級品として知られる田子産のニンニクなどと言った地元の食材を使い、麺は手もみの縮れ麺が特徴。
十文字ラーメン(秋田県横手市十文字町 = 旧・十文字町)
焼き干し、鰹節、昆布などの魚介類のみから出汁を採る透き通ったスープ。麺は極細の縮れ麺で、かん水はほとんど用いないため白みがかっている。
仙台ラーメン(宮城県仙台市)
仙台味噌を使った味噌ラーメンが多い。
酒田ラーメン(山形県酒田市)
魚介類と豚足、鶏ガラなどで出汁をとった醤油スープ。スープ作りの段階で背脂を入れるため独特のコクとまろやかさがある。麺は細い縮れ麺で、加水率が高くモチモチ感がある。
とりもつラーメン(山形県新庄市)
鶏のもつを甘辛く煮たものをのせたラーメン。地元で祝い事があるといただく。
鳥中華(山形県天童市ほか)
鳥蕎麦の麺が中華麺に変わった和風中華そば。暖かいのと冷たいものがあり、主に蕎麦屋のメニューとして置いてある。
冷やしラーメン(冷たいラーメン)(山形市)
氷の浮いた冷たいスープのラーメン。スープに浮いている脂は冷たいスープでも凝固しないように植物系(主にごま油)が使用されている。北海道で冷やし中華が“冷やしラーメン”と呼ばれているので、地元では混同しないように冷たいラーメンと呼ばれる。また、地元の訛りを入れてつったいラーメンと呼ぶ場合や、地域により冷丼(ひやどん)と呼ばれている。
赤湯ラーメン(山形県南陽市)
基本は味噌スープだが唐辛子を使った辛味噌が乗り、好みに応じて溶かして食べる。麺は太く縮れた麺が特徴。昭和35年に誕生した。
米沢ラーメン(山形県米沢市)
スープの系統は喜多方と似ており、煮干し、豚骨、鶏ガラをベースにした淡泊な醤油味。麺は加水率の高い縮れ麺で、縮れ麺では珍しく細麺であるのが特徴。麺を干してから更に手揉みで拵えるため、ちりちりに縮れている。
喜多方ラーメン(福島県喜多方市)
スープは豚骨のベースと煮干しのベースを別々に作り、それをブレンドしたもので、淡泊だが強い醤油味。麺は太めの平打ち縮れ麺で、加水率が高くコシが強い。ラーメン屋というスタイルで店舗を構えていないのが特徴で、「○○食堂」という風に大衆食堂の店構えをしているものが多い。
白河ラーメン(福島県白河市)
鶏ガラ、豚ガラを中心とした醤油ベースのスープだが喜多方ラーメンや米沢ラーメンと比較すると醤油味が濃厚で、東京ラーメンに似ている。麺は手打ちの縮れ麺が主流で、麺を包丁で切った後に手で揉む。具に鳴門巻き、メンマなどのほかチャーシューを用いる。チャーシューは、生肉の表面を炭火で軽く燻製にした後、醤油で煮込む。また、縁を食紅で赤く染めるのが標準である。
関東 [編集]スタミナラーメン(茨城県水戸市など)
醤油味のラーメンにあんかけが載せられる。
水戸藩ラーメン(茨城県水戸市)
麺にレンコン粉を練りこむのと、「五辛」(ニラ、ラッキョウ、ネギ、ニンニク、ショウガ)という薬味を添えるのが特徴である。レンコン粉が加えられているために、麺は全体に茶色で黒い点がある。詳細は水戸藩ラーメンを参照
佐野ラーメンの特徴、青竹打ち佐野ラーメン(栃木県佐野市)
青竹を使って打った麺に特徴があり、加水率が高く、中太の縮れ麺が一般的。名水百選にも選ばれた出流原弁天池湧水の水を使って延ばす製麺所もある。透き通った醤油スープで、味はすっきりとして淡泊。スープは鶏ガラ、香味野菜をベースにしている。
藤岡ラーメン(群馬県藤岡市)
「上州藤岡ラーメン」とも。鶏ガラをベースにした醤油味。麺は中太の縮れ麺でコシが強く、同県内の水沢うどんからの流れからか自家製手打ち麺を提供している店が多い。
スタミナラーメン(埼玉県)
醤油味で豆板醤のあんかけが載っている。
竹岡ラーメン(千葉県富津市)
醤油にチャーシューの煮汁を加えたスープで麺を茹でた茹で汁を使う、味は淡泊。タマネギの細切りが具に載る。発祥の店では、麺に乾麺を使用している。
勝浦式タンタンメン(千葉県勝浦市)
いわゆる坦々麺であるが、ゴマや芝麻醤を用いずラー油や唐辛子で炒めたタマネギや挽肉が具に載る。当地の海女や漁師に、寒い季節に冷えた体を温めるために好んで食されてきたとされる。勝タンとも呼ばれる。
東京ラーメン(東京都)
やや濃いめの醤油味で、透明な鶏ガラスープに鰹出汁を加え、各店独自の醤油ダレをあわせるのが基本。麺は中細縮れ麺を用いる。具は焼豚、鳴門巻き、ホウレンソウ、ゆで卵、海苔、メンマ、刻みネギなど。荻窪ラーメン・恵比寿ラーメン・八王子ラーメンは東京ラーメンの一種で、俗にいう背脂チャッチャ系など東京都内には様々なスタイルのラーメン店もある。老舗店には蕎麦からの転向店もあり海苔や麩などに蕎麦店時の名残を残す。
八王子ラーメン(東京都八王子市)
ストレート細麺で具に刻みタマネギが乗り、その辛味の調整に油が加えられる。
ラーメン二郎(東京都)
太麺で、豚肉を多く使ったスープに醤油タレ、無料トッピングに「ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメ」がある有名店。のれん分け以外に、フランチャイズ店、独立店、模倣店が存在する。
油そば(東京都)
煮豚チャーシューの煮汁と油を少量のスープでのばし、茹で上がった麺にからめたもの。ちぢれた中太麺がタレにからまり、こってりとした変わり種のラーメンといえる。
サンマーメン(神奈川県横浜市および湘南地方の一部)
塩もしくは醤油ベースのスープに細麺を用い、もやしをベースとした炒め野菜の「あんかけ」ラーメンの一種。横浜の中華街および近傍の中華料理店または中華食堂などがルーツとされる。
家系ラーメン(横浜市)
濃厚な豚骨醤油がベースで、鶏油を用いる。極太ストレート麺。具はチャーシュー、ネギ、ホウレンソウのほか、大判の焼き海苔が2、3枚載る。「吉村家」という屋号をつけた店がのれん分けをしたり、模倣の同様の屋号の店の増加から屋号に「家」が付くに加え同様の特徴を持つラーメンを出す店が総じて俗に「家系」と称されるようになった。
甲信越 [編集]燕三条系ラーメン(新潟県燕市・三条市)
極太麺。煮干しを主とした鯖節、鰹節等の魚介スープ。大量の豚の背脂が載せられ、具にタマネギのみじん切りが載る。俗にいう背脂チャッチャ系の元祖。燕三条背脂チャッチャ系ラーメンともいう。
新潟あっさり系ラーメン(新潟市)
煮干し、鶏ガラ、豚ガラなどを使い、すっきりとした味で、塩ラーメンに近い薄い醤油色のスープ。麺は縮れの細麺もしくは極細麺。新潟市中心部の新潟島発祥。そのため新潟島系ラーメンともいう。
新潟濃厚味噌ラーメン(新潟市)
濃い味噌のラーメン。味噌の濃さを調節できるよう、別丼で割りスープが付くのが特徴。現・新潟市西蒲区域の旧・巻町発祥。
長岡系ラーメン(新潟県長岡市)
豚ガラを多く使い、比較的油っこい醤油味のスープに生姜の風味が強く利いている。長岡生姜醤油系ラーメンともいう。
東海・北陸 [編集]富山ブラック(富山県富山市)
醤油をベースにしており、墨汁のように黒いのが語源。麺は少し固めの太麺。薬味として黒胡椒が振り掛けられている。富山県内が中心。
富山ホワイト(富山県富山市)
豚骨ラーメンで、富山県内では徐々に知名度が上がってきている。
入善ブラウンラーメン(富山県入善町)
味噌ラーメンで、海老味噌スープに入善町で造られた深層水使用の麵が特徴。
おやべホワイトラーメン(富山県小矢部市)
肉みそが乗っている白い豚骨ラーメン。
敦賀ラーメン(福井県敦賀市)
豚骨と鶏ガラの2種類を合わせた醤油味のスープが主流。
高山ラーメン(岐阜県高山市)
鰹出汁と煮干しをベースにしたスープと醤油、みりんなどで合わせたたれを直接寸胴に入れて、スープとたれを混ぜ、煮込んで作るという他に類を見ない製法。本来は醤油味のみで、かなりあっさりしている。ただ、最近は味噌味や塩味のものを出す店もある。比較的細い麺を使う店が多い。飛騨ラーメンとも呼ばれる。地元では単に「そば」と呼ばれることも多い。
台湾ラーメン(愛知県名古屋市及び中京圏)
鶏ベースの醤油味だが、具に挽肉、ニラ、唐辛子たっぷりとニンニクで炒めたものをスープにいれてかけて出すためとても辛い仕上がりである。今池の飲食店・味仙が発祥とされる。名古屋で独自に発祥したラーメンで、台湾には無い。台湾ラーメンと呼ばれるゆえんは、料理人曰く「台湾人店主が作ったラーメンだから」である。もやし・ニラをメインに唐辛子・ひき肉を炒めたものをのせる店舗もある。
ベトコンラーメン(愛知県一宮市・岐阜県岐阜市)
ニンニクをたっぷり使ったラーメン。「ベスト・コンディション・ラーメン」の略、あるいは「ベトナム戦争中の時期に生まれ、ベトコンの名前にちなんだ」とも言われる。
志太系ラーメン(静岡県藤枝市・焼津市・旧大井川町)
そばつゆのようにあっさりとした鰹出汁がベースの醤油味のスープ。あつ(温)とひや(冷)がある。具はチャーシュー・海苔・メンマ・ネギ。ひや(冷)には紅しょうがとワサビものる。早朝、茶畑や漁の仕事を終えた人たちが帰りがけに食べていたため、提供する店は朝の8時頃から開店し昼過ぎには閉めてしまう店が多い。
近畿 [編集]京都ラーメン(京都市及び、京都府南部・滋賀県南部地域)
詳細は「京都ラーメン」を参照
麺は、細めのストレート角麺が多く、比較的柔らかめに茹でる傾向にある。具は、焼豚、メンマ、九条葱(これに加えてもやしをのせる店も多い)が載る。スープは、豚骨豚肉をベースにした色目の相当に濃い溜まり醤油味の清湯スープ、甘みの強い鶏ガラベースの醤油味のスープ(このスープは通常、豚の背脂が振られる)、鶏ガラや野菜がドロドロになるまで煮込んで作られる独特な白濁スープなどがある。何れもスープの味付けはかなり濃厚である。
神戸ラーメン(兵庫県神戸市・阪神地域)
詳細は「神戸ラーメン」を参照
現在は大阪と同じように様々なラーメンが混在しているが、以前は「京都ラーメンから派生したこってり系」(京都ではあっさり系と呼ばれる豚骨清湯スープ)と、「古典的な関西風あっさり中華」(清湯スープ。いわゆる中華料理のガラスープである。関東の中華そばと違い、魚介出汁をミックスすることはなく、醤油も淡口醤油を使用している)の2つに大別できた。
高井田ラーメン(大阪府大阪市東成区・東大阪市)
極太麺が特徴的。スープは濃い醤油味で、鶏ガラと昆布ダシを合わせたものを使用。
天理ラーメン(奈良県天理市)
豚骨、鶏ガラをベースにした薄味の醤油ラーメンを下地に、大量の豆板醤(入れない店もある)、ニンニクを入れた辛口ラーメン。具に白菜、ニラ、炒めた豚バラ肉が載る。「中」「大」を注文したときのボリュームの増加割合が半端ではなく、店によっては「鍋」と呼ばれる、家庭から容器となる鍋を持ち込んでそこに盛り付けてもらうスタイルでテイクアウトできる店もあり、「鍋」で「大」を注文して一家の夕食のメインとするスタイルもある。「スタミナラーメン」「サイカラーメン」とも呼ばれる。
和歌山ラーメン(和歌山市など和歌山県紀北地方)
豚骨醤油スープ。ドロドロになるまで煮込んだ豚骨スープに醤油を合わせていく製法と、醤油で炊き込むことによって味を染みこませた豚骨を炊いてスープを採る製法がある。新横浜ラーメン博物館館長の武内伸がわかりやすく、前者を「井出系」、後者を「車庫前系」と名付けたため、一時期その呼称で呼ばれることが多かったが、現在、この呼称はあまり使われなくなっている。又、このどちらの系統にも属さない店舗も存在する。特徴的な具として蒲鉾。サイドメニューとしてラーメンが供されるまでの待ち時間をしのぐため早寿司(鯖寿司)、ゆで卵、おでん、どて焼きなどを置いている店が多く、逆に餃子や炒飯などの中華系サイドメニューを置いている店は少ない。和歌山にほど近い湯浅が醤油発祥の地とされており、濃厚な醤油味であるのも、その影響とされる。地元では和歌山ラーメンとは呼ばずに、単純に「そば」、あるいは「中華そば」と呼ぶのが一般的。
播州ラーメン(兵庫県西脇市・加東市・多可町)
醤油味だが甘みがあるのが大きな特徴。播州産の淡口醤油を使い、播州地鶏・豚骨・野菜をじっくりと煮込んだものが多い。織物など、繊維産業が盛んだった頃に出稼ぎの女工が多くおり、女性の口に合った甘口の味付けにしたのが始まりといわれる。
播州赤穂塩ラーメン(兵庫県赤穂市)
中国・四国 [編集]岡山ラーメン(岡山市)
鶏ガラベースに醤油スープが多く、ストレートな中細麺を用いる。しかしながら濃厚な豚骨醤油の老舗店も少なからずある。またサイドメニューにデミグラスカツ丼などの洋食メニューがある老舗店もごく一部ある。これは「食堂」または「大衆食堂」から始めた店が比較的多いためである。
笠岡ラーメン(岡山県笠岡市)
鶏ガラベースの醤油味で、豚肉チャーシューの代わりに「かしわ」と呼ばれる鶏肉を使うのが特徴。昔、笠岡には養鶏場が多く存在し、そこで安く手に入れられた鶏肉を使用したため、鶏肉をふんだんに使用している。
福山ラーメン(広島県福山市)
極めて尾道ラーメンに近い店が多い。ルーツは戦前の支那そば。
尾道ラーメン(広島県尾道市)
本来は鶏ガラ・豚骨ベースのみの醤油味で、色目も透明で淡白。ただし近年はこれに加え小魚系の素材をスープに加える店が多い。豚の背油がクルトンのように浮かんでいるのが尾道のラーメンの大きな特徴。麺は平直麺の使用がほとんど。始祖店といわれる店では自店のものを尾道ラーメンとは決して呼ばない。
広島ラーメン(広島市)
豚骨ベースに醤油ダレを合わせた茶褐色のスープがである場合が大多数で、味は豚骨ベースながら淡白な店が多いが一部には極めて濃厚な店もある。麺は比較的色目の白い細直麺が主流。客の多くはラーメンとは呼ぶが古くからある店には暖簾やメニューには「中華そば」と書いてある店が多く店側も「そば」または「中華そば」と呼ぶ。具はチャーシュー、細もやし、ネギが一般的である。店名に、すずめ・つばめ・うぐいす、ちゃぼ、巣箱など小鳥や鳥に関係する名前のつくものが多い。現在では少ないが古くからの店の場合、寿司店に中華そばがある(あった)のも独特。サイドメニューにおでんがある店がほとんどであるのも特徴である。焼肉店で暖簾に「焼肉・ラーメン」と冷麺でなくラーメンをサイドメニューとして表に出すケースが多いのも広島の特色。
呉ラーメン(広島県呉市)
基本的には広島ラーメンと一緒ではあるがスープ自体は濃厚系が多いながらも味付け自体は若干薄味で具材にワカメを使う店やコショウに加えて香辛料に唐辛子漬けの酢「酢辛子」が用意され、これをコショウの代わりに入れる者も多いという広島市内にはない独特な習慣がある。通常のラーメンよりワンタン麺が好まれる傾向があるのも独特。それ以上にラーメン類よりは「呉冷麺」と呼ばれる他地区にない独特の冷やし系中華麺が好まれるのも特徴。
鳥取牛骨ラーメン(鳥取県)
牛骨で出汁をとったスープを使うラーメン。スープに牛骨独特の甘い香りと芳ばしさがあり、醤油ダレが基本となっている。鳥取県中部。
宇部ラーメン(山口県宇部市)
濃厚な豚骨をベースに魚介系の醤油でアクセントをつけたもの。九州の久留米ラーメンの影響が強く、広島ラーメンと久留米ラーメンの中間に位置する。
徳島ラーメン(徳島市)
豚骨醤油スープ。味付けは甘辛く、関西のすき焼き風。チャーシューの代わりに載る甘辛く煮込んだ豚バラ肉のトッピングに、生卵を落とす物が主流だが地域により様々な物がある。地元では徳島ラーメンとは呼ばずに「中華そば」と呼び、徳島ラーメンをおかずにご飯を食べるのが習慣となっている。徳島で豚骨が主流となったのは、ハム製造会社(当時の徳島ハム)から大量の豚骨が提供されたためともされている。
鍋焼きラーメン(高知県須崎市)
鶏ガラをベースにしたあっさり醤油味で、琺瑯の鍋で提供される。具に鶏肉、ネギ、竹輪、そして生卵を落とす。ご飯と一緒に食べる習慣があり、沢庵漬けも一緒に出される。
九州・沖縄 [編集]博多ラーメン(福岡市)
基本はさらりとした豚骨白湯スープが多い。味は豚骨ラーメンの中では比較的淡泊。が、極めて濃厚な老舗店も少なからず存在する。発祥時は当時の全国的な傾向もあって平麺が多かったが現在は長浜ラーメンの影響を受けストレート極細麺が主流。麺が極細麺であるために提供までの時間が短い反面、伸びやすく、少量ずつ茹でていたため長浜ラーメンから影響を受けて広まった替え玉という麺のおかわりがある店が大多数。ただし一部の店では替え玉によってスープの味が変わるのを嫌って替え玉を用意してない店もある。麺の硬さが好みに合わせて「やわ」「ふつう」「かた」「ばりかた」「はりがね」「こなおとし」などの呼び方で選べるが、「ふつう」でも他地域のラーメンに比べると硬めのことが多い。好みで白ゴマ、辛子高菜、紅生姜、潰しにんにくのトッピングを用いる。
長浜ラーメン(福岡県福岡市中央区)
福岡市湾岸部の長浜のラーメン。博多ラーメンと、ほとんどの部分が同じ特徴を備えるため一見して両者の差異は相当に微妙であいまいだが福岡では今でも博多は博多、長浜は長浜、と別物であるという意識が根強く「博多ラーメン長浜屋(※架空の例)」などという店名には福岡市民は違和感を覚えるという。ちなみに麺の硬さやスープのこってりさの指定については博多とは全く違う独特の指定の仕方(麺に関しては「ズン」・指定なし(普通)「カタ」・「ナマ」、スープの濃さに関しては「ナシ」・無言(普通)「ベタ」)、またトッピングに関しては指定なし(普通)「ネギヤマ」などの独特の指定の呼称がある長浜を代表する有名店が存在する。
久留米ラーメン(福岡県久留米市)
豚骨ラーメンの発祥の地である。作ったスープを当日中に使い切る博多とは違い、減った分に新たに炊いたものを継ぎ足し続けながら作る独特な濃厚豚骨スープが多い。そのため博多ラーメンに比べてこってりしてかなり濃厚なものが多い。独特の臭みがあるのは、豚骨を割って髄が出た状態でスープを煮込むためである。ストレート細麺が主流。ただし博多のものより若干太めである。もともと替え玉はなかったが近年は博多の影響で替え玉を提供する店も多い。ただし現地ではこれを替え玉とは呼ばず替え麺と呼ぶ。薬味に白ゴマ、下ろしニンニクなどがある。
玉名ラーメン(熊本県玉名市)
濃厚な豚骨スープと中細ストレート麺が特徴。
熊本ラーメン(熊本市)
戦後久留米から玉名を経て伝わった。濃厚で透明感のない白濁スープは、豚骨系で鶏ガラをブレンドしている。中太ストレート麺を使用する。一般的な具は煮卵、チャーシュー、メンマ、キクラゲ、海苔などで、辛子高菜や紅生姜はあまり使用されない。マー油をスープの表面にたらすものが多い(あるいは油で揚げたニンニクチップ等を使う)。近年は表面を覆うほどのマー油を特徴として売り出すラーメンが熊本に限らず見られるが、オーソドックスな熊本ラーメンのマー油は表面に散らして香りづけをする程度である。
あごだしラーメン(長崎県北部)
焼きあごを使ったあっさりしたスープが特徴。「焼きあご」とは当地名産のトビウオ(「あご」と言う)を焼いたもの。平戸市生月町(旧北松浦郡生月町)が発祥。
宮崎ラーメン(宮崎県)
豚骨をベースしたあっさりとしたスープに鯖節、ソーダ節、醤油や塩が加わる。麺は加水率が高い。薬味のニンニク醤油とラーメンと一緒に出される沢庵漬けが特徴。
鹿児島ラーメン(鹿児島県)
豚骨+鶏ガラの半濁スープに野菜を使うスープ(豚の頭骨のみ、また焼豚(煮豚)を一緒に入れている場合もある)に、かん水を使わない白っぽい中太ストレート麺。具に焦がし葱や木耳。白い急須に入ったお茶、大根の漬物が一緒に出されることが多い[注 5]。ニンニク(おろし&乾燥ニンニクの醤油漬け)・紅しょうがを置いている店もある。
沖縄そば(沖縄県)
詳細は「沖縄そば」を参照
一般的には「ラーメン」と見なされないが、本土のラーメンと同じルーツを持つ料理として沖縄そば(うちなーすば)がある。麺は一般的な中華麺と同じ製法である小麦粉100%の麺でカンスイ(本来は灰汁)を用いており、公正競争規約の上でも「中華めん」に分類されている。うどんやきしめんのように太く、茹でた後に油処理されたゆで麺を用いるため、独特の食感がある。スープは豚と鰹のブレンドで、チャーシューではなく甘く煮付けた豚のばら肉や骨付き肉の塊が乗せられる。
今や中国よりも日本のラーメンの方がおいしいと語る中国人も多いのが皮肉。
日本食ともいえるが、独自の進化を遂げたのかなと思う。
ラーメンは、茹でた中華麺と汁(スープ)と具[注 1]からなる日本の料理。漢字表記は拉麺または老麺・柳麺[1]。別名は中華そばおよび支那そば・南京そばなど[2][3]。
中国の麺料理を原形に、大正時代ごろから日本各地に広まり、その後日本流のアレンジが加えられ独自の進化をした麺料理である。現在の日本ではカレーライスと並んで国民食と呼ばれるほど人気のある食べ物であり、アジアや欧米など国外でもよく知られている。中国・台湾では日本のラーメンは日式拉麺(日式拉麵/日式拉面)または日本拉麺(日本拉麵/日本拉面)と呼ばれている。
ご当地ラーメン [編集]特定の地域で食べられているそれぞれなんらかの独自性があるラーメンをご当地ラーメンという。しかし、かならずしも、周辺地域の店が同じような味とは限らない。その地域の名を冠して呼称されることが多い。
北海道 [編集]旭川ラーメン(旭川市)
魚介類と豚骨、鶏ガラなどで出汁を取ったスープに醤油を合わせる。寒冷地であるため、ラーメンの熱が逃げないように脂で蓋をするような意味合いでかなり高温になるまで焦がしたラードをスープに使用するが、味は淡泊。麺は細めの縮れ麺で加水率が低いため、スープによく絡む。味噌味仕立ての物は、コクと甘みが主張する独特な味で、札幌の味噌味とは異なる。近郊の上川町には「上川ラーメン」があるが、基本は同じ。
札幌ラーメン横丁札幌ラーメン(札幌市)
中国からの料理人の作るあっさりした塩味の汁麺に始まったが、戦後に満州からの引揚者によってこってりした醤油味となり、永らく醤油ラーメンが広く主流であった。だが後に味噌ラーメンが考案されると、これが一躍人気となり全国に知られるところとなり、今や札幌ラーメンの代名詞となった。味噌ラーメンは濃厚な辛口の味噌にニンニクを用いる。大量のラードとニンニクで炒めた具の野菜類をスープと一緒に煮込み、それに味噌を溶いてできたスープを器に注ぎ麺を入れ炒め煮込んだ具を盛りつけるというスタイルのものが多い。麺は加水率がかなり高く、コシがある。味噌味以外の醤油味、塩味も大抵の店で出されているが、他の地方と比べるとやや塩辛さが強く寒冷地の土地柄もありカロリー摂取を目的に比較的多めのラードを使用する。観光客向けの店を中心に、トウモロコシやバターを載せることも多い。
室蘭ラーメン(室蘭市)
従来からの醤油ラーメンと近年のカレーラーメンがあり、前者は地元特産の根昆布、鰹節をベースにした醤油味に、太めの縮れ麺を用いたもので、味は淡泊。後者は、ちぢれ麺と、チャーシュー、野菜やワカメなどが特徴となっている。
函館ラーメン(函館市)
国内でも相当に長い歴史を持つラーメンの一つと言われ古くから今も変わらず塩味のスープが一貫して主流で函館で単にラーメンというと塩ラーメンのことを指す。そのため醤油味のラーメンは函館ではわざわざ「醤油ラーメン」と呼ぶ。弱火で炊き込んだ器の底まで透き通るほど透明で薄味の豚骨がベースとなっており、そこに塩で軽く味付けする。他の北海道のラーメンとは異なり、麺は細ストレート麺が多い。
滝川ラーメン(滝川市)
特産の合鴨を使用した合鴨ラーメン。出汁に、合鴨のがらを使用し、風味を活かす薄味のあっさりした塩ラーメン。
地獄ラーメン(北広島市)
唐辛子味噌と唐辛子粉を加えた辛いラーメン。
釧路ラーメン(釧路市)
鰹出汁をベースに、昆布、煮干しなどの魚介類、豚骨、鶏ガラなどを合わせすっきりとした醤油ラーメン。麺は極細の縮れ麺で、加水率が高い。
東北 [編集]津軽ラーメン(青森県弘前市)
煮干し、鶏ガラであっさりした醤油スープが多い。煮干しではなく、焼き干しを使用する店もあるが、煮干しに比較して高価なため数は少ない。また、十三湖周辺のしじみラーメンもよく知られている。
八戸らーめん(青森県八戸市)
南部地鶏と白銀産の煮干しでダシを取った特製の醤油味のスープで、名川産の長ネギや高級品として知られる田子産のニンニクなどと言った地元の食材を使い、麺は手もみの縮れ麺が特徴。
十文字ラーメン(秋田県横手市十文字町 = 旧・十文字町)
焼き干し、鰹節、昆布などの魚介類のみから出汁を採る透き通ったスープ。麺は極細の縮れ麺で、かん水はほとんど用いないため白みがかっている。
仙台ラーメン(宮城県仙台市)
仙台味噌を使った味噌ラーメンが多い。
酒田ラーメン(山形県酒田市)
魚介類と豚足、鶏ガラなどで出汁をとった醤油スープ。スープ作りの段階で背脂を入れるため独特のコクとまろやかさがある。麺は細い縮れ麺で、加水率が高くモチモチ感がある。
とりもつラーメン(山形県新庄市)
鶏のもつを甘辛く煮たものをのせたラーメン。地元で祝い事があるといただく。
鳥中華(山形県天童市ほか)
鳥蕎麦の麺が中華麺に変わった和風中華そば。暖かいのと冷たいものがあり、主に蕎麦屋のメニューとして置いてある。
冷やしラーメン(冷たいラーメン)(山形市)
氷の浮いた冷たいスープのラーメン。スープに浮いている脂は冷たいスープでも凝固しないように植物系(主にごま油)が使用されている。北海道で冷やし中華が“冷やしラーメン”と呼ばれているので、地元では混同しないように冷たいラーメンと呼ばれる。また、地元の訛りを入れてつったいラーメンと呼ぶ場合や、地域により冷丼(ひやどん)と呼ばれている。
赤湯ラーメン(山形県南陽市)
基本は味噌スープだが唐辛子を使った辛味噌が乗り、好みに応じて溶かして食べる。麺は太く縮れた麺が特徴。昭和35年に誕生した。
米沢ラーメン(山形県米沢市)
スープの系統は喜多方と似ており、煮干し、豚骨、鶏ガラをベースにした淡泊な醤油味。麺は加水率の高い縮れ麺で、縮れ麺では珍しく細麺であるのが特徴。麺を干してから更に手揉みで拵えるため、ちりちりに縮れている。
喜多方ラーメン(福島県喜多方市)
スープは豚骨のベースと煮干しのベースを別々に作り、それをブレンドしたもので、淡泊だが強い醤油味。麺は太めの平打ち縮れ麺で、加水率が高くコシが強い。ラーメン屋というスタイルで店舗を構えていないのが特徴で、「○○食堂」という風に大衆食堂の店構えをしているものが多い。
白河ラーメン(福島県白河市)
鶏ガラ、豚ガラを中心とした醤油ベースのスープだが喜多方ラーメンや米沢ラーメンと比較すると醤油味が濃厚で、東京ラーメンに似ている。麺は手打ちの縮れ麺が主流で、麺を包丁で切った後に手で揉む。具に鳴門巻き、メンマなどのほかチャーシューを用いる。チャーシューは、生肉の表面を炭火で軽く燻製にした後、醤油で煮込む。また、縁を食紅で赤く染めるのが標準である。
関東 [編集]スタミナラーメン(茨城県水戸市など)
醤油味のラーメンにあんかけが載せられる。
水戸藩ラーメン(茨城県水戸市)
麺にレンコン粉を練りこむのと、「五辛」(ニラ、ラッキョウ、ネギ、ニンニク、ショウガ)という薬味を添えるのが特徴である。レンコン粉が加えられているために、麺は全体に茶色で黒い点がある。詳細は水戸藩ラーメンを参照
佐野ラーメンの特徴、青竹打ち佐野ラーメン(栃木県佐野市)
青竹を使って打った麺に特徴があり、加水率が高く、中太の縮れ麺が一般的。名水百選にも選ばれた出流原弁天池湧水の水を使って延ばす製麺所もある。透き通った醤油スープで、味はすっきりとして淡泊。スープは鶏ガラ、香味野菜をベースにしている。
藤岡ラーメン(群馬県藤岡市)
「上州藤岡ラーメン」とも。鶏ガラをベースにした醤油味。麺は中太の縮れ麺でコシが強く、同県内の水沢うどんからの流れからか自家製手打ち麺を提供している店が多い。
スタミナラーメン(埼玉県)
醤油味で豆板醤のあんかけが載っている。
竹岡ラーメン(千葉県富津市)
醤油にチャーシューの煮汁を加えたスープで麺を茹でた茹で汁を使う、味は淡泊。タマネギの細切りが具に載る。発祥の店では、麺に乾麺を使用している。
勝浦式タンタンメン(千葉県勝浦市)
いわゆる坦々麺であるが、ゴマや芝麻醤を用いずラー油や唐辛子で炒めたタマネギや挽肉が具に載る。当地の海女や漁師に、寒い季節に冷えた体を温めるために好んで食されてきたとされる。勝タンとも呼ばれる。
東京ラーメン(東京都)
やや濃いめの醤油味で、透明な鶏ガラスープに鰹出汁を加え、各店独自の醤油ダレをあわせるのが基本。麺は中細縮れ麺を用いる。具は焼豚、鳴門巻き、ホウレンソウ、ゆで卵、海苔、メンマ、刻みネギなど。荻窪ラーメン・恵比寿ラーメン・八王子ラーメンは東京ラーメンの一種で、俗にいう背脂チャッチャ系など東京都内には様々なスタイルのラーメン店もある。老舗店には蕎麦からの転向店もあり海苔や麩などに蕎麦店時の名残を残す。
八王子ラーメン(東京都八王子市)
ストレート細麺で具に刻みタマネギが乗り、その辛味の調整に油が加えられる。
ラーメン二郎(東京都)
太麺で、豚肉を多く使ったスープに醤油タレ、無料トッピングに「ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメ」がある有名店。のれん分け以外に、フランチャイズ店、独立店、模倣店が存在する。
油そば(東京都)
煮豚チャーシューの煮汁と油を少量のスープでのばし、茹で上がった麺にからめたもの。ちぢれた中太麺がタレにからまり、こってりとした変わり種のラーメンといえる。
サンマーメン(神奈川県横浜市および湘南地方の一部)
塩もしくは醤油ベースのスープに細麺を用い、もやしをベースとした炒め野菜の「あんかけ」ラーメンの一種。横浜の中華街および近傍の中華料理店または中華食堂などがルーツとされる。
家系ラーメン(横浜市)
濃厚な豚骨醤油がベースで、鶏油を用いる。極太ストレート麺。具はチャーシュー、ネギ、ホウレンソウのほか、大判の焼き海苔が2、3枚載る。「吉村家」という屋号をつけた店がのれん分けをしたり、模倣の同様の屋号の店の増加から屋号に「家」が付くに加え同様の特徴を持つラーメンを出す店が総じて俗に「家系」と称されるようになった。
甲信越 [編集]燕三条系ラーメン(新潟県燕市・三条市)
極太麺。煮干しを主とした鯖節、鰹節等の魚介スープ。大量の豚の背脂が載せられ、具にタマネギのみじん切りが載る。俗にいう背脂チャッチャ系の元祖。燕三条背脂チャッチャ系ラーメンともいう。
新潟あっさり系ラーメン(新潟市)
煮干し、鶏ガラ、豚ガラなどを使い、すっきりとした味で、塩ラーメンに近い薄い醤油色のスープ。麺は縮れの細麺もしくは極細麺。新潟市中心部の新潟島発祥。そのため新潟島系ラーメンともいう。
新潟濃厚味噌ラーメン(新潟市)
濃い味噌のラーメン。味噌の濃さを調節できるよう、別丼で割りスープが付くのが特徴。現・新潟市西蒲区域の旧・巻町発祥。
長岡系ラーメン(新潟県長岡市)
豚ガラを多く使い、比較的油っこい醤油味のスープに生姜の風味が強く利いている。長岡生姜醤油系ラーメンともいう。
東海・北陸 [編集]富山ブラック(富山県富山市)
醤油をベースにしており、墨汁のように黒いのが語源。麺は少し固めの太麺。薬味として黒胡椒が振り掛けられている。富山県内が中心。
富山ホワイト(富山県富山市)
豚骨ラーメンで、富山県内では徐々に知名度が上がってきている。
入善ブラウンラーメン(富山県入善町)
味噌ラーメンで、海老味噌スープに入善町で造られた深層水使用の麵が特徴。
おやべホワイトラーメン(富山県小矢部市)
肉みそが乗っている白い豚骨ラーメン。
敦賀ラーメン(福井県敦賀市)
豚骨と鶏ガラの2種類を合わせた醤油味のスープが主流。
高山ラーメン(岐阜県高山市)
鰹出汁と煮干しをベースにしたスープと醤油、みりんなどで合わせたたれを直接寸胴に入れて、スープとたれを混ぜ、煮込んで作るという他に類を見ない製法。本来は醤油味のみで、かなりあっさりしている。ただ、最近は味噌味や塩味のものを出す店もある。比較的細い麺を使う店が多い。飛騨ラーメンとも呼ばれる。地元では単に「そば」と呼ばれることも多い。
台湾ラーメン(愛知県名古屋市及び中京圏)
鶏ベースの醤油味だが、具に挽肉、ニラ、唐辛子たっぷりとニンニクで炒めたものをスープにいれてかけて出すためとても辛い仕上がりである。今池の飲食店・味仙が発祥とされる。名古屋で独自に発祥したラーメンで、台湾には無い。台湾ラーメンと呼ばれるゆえんは、料理人曰く「台湾人店主が作ったラーメンだから」である。もやし・ニラをメインに唐辛子・ひき肉を炒めたものをのせる店舗もある。
ベトコンラーメン(愛知県一宮市・岐阜県岐阜市)
ニンニクをたっぷり使ったラーメン。「ベスト・コンディション・ラーメン」の略、あるいは「ベトナム戦争中の時期に生まれ、ベトコンの名前にちなんだ」とも言われる。
志太系ラーメン(静岡県藤枝市・焼津市・旧大井川町)
そばつゆのようにあっさりとした鰹出汁がベースの醤油味のスープ。あつ(温)とひや(冷)がある。具はチャーシュー・海苔・メンマ・ネギ。ひや(冷)には紅しょうがとワサビものる。早朝、茶畑や漁の仕事を終えた人たちが帰りがけに食べていたため、提供する店は朝の8時頃から開店し昼過ぎには閉めてしまう店が多い。
近畿 [編集]京都ラーメン(京都市及び、京都府南部・滋賀県南部地域)
詳細は「京都ラーメン」を参照
麺は、細めのストレート角麺が多く、比較的柔らかめに茹でる傾向にある。具は、焼豚、メンマ、九条葱(これに加えてもやしをのせる店も多い)が載る。スープは、豚骨豚肉をベースにした色目の相当に濃い溜まり醤油味の清湯スープ、甘みの強い鶏ガラベースの醤油味のスープ(このスープは通常、豚の背脂が振られる)、鶏ガラや野菜がドロドロになるまで煮込んで作られる独特な白濁スープなどがある。何れもスープの味付けはかなり濃厚である。
神戸ラーメン(兵庫県神戸市・阪神地域)
詳細は「神戸ラーメン」を参照
現在は大阪と同じように様々なラーメンが混在しているが、以前は「京都ラーメンから派生したこってり系」(京都ではあっさり系と呼ばれる豚骨清湯スープ)と、「古典的な関西風あっさり中華」(清湯スープ。いわゆる中華料理のガラスープである。関東の中華そばと違い、魚介出汁をミックスすることはなく、醤油も淡口醤油を使用している)の2つに大別できた。
高井田ラーメン(大阪府大阪市東成区・東大阪市)
極太麺が特徴的。スープは濃い醤油味で、鶏ガラと昆布ダシを合わせたものを使用。
天理ラーメン(奈良県天理市)
豚骨、鶏ガラをベースにした薄味の醤油ラーメンを下地に、大量の豆板醤(入れない店もある)、ニンニクを入れた辛口ラーメン。具に白菜、ニラ、炒めた豚バラ肉が載る。「中」「大」を注文したときのボリュームの増加割合が半端ではなく、店によっては「鍋」と呼ばれる、家庭から容器となる鍋を持ち込んでそこに盛り付けてもらうスタイルでテイクアウトできる店もあり、「鍋」で「大」を注文して一家の夕食のメインとするスタイルもある。「スタミナラーメン」「サイカラーメン」とも呼ばれる。
和歌山ラーメン(和歌山市など和歌山県紀北地方)
豚骨醤油スープ。ドロドロになるまで煮込んだ豚骨スープに醤油を合わせていく製法と、醤油で炊き込むことによって味を染みこませた豚骨を炊いてスープを採る製法がある。新横浜ラーメン博物館館長の武内伸がわかりやすく、前者を「井出系」、後者を「車庫前系」と名付けたため、一時期その呼称で呼ばれることが多かったが、現在、この呼称はあまり使われなくなっている。又、このどちらの系統にも属さない店舗も存在する。特徴的な具として蒲鉾。サイドメニューとしてラーメンが供されるまでの待ち時間をしのぐため早寿司(鯖寿司)、ゆで卵、おでん、どて焼きなどを置いている店が多く、逆に餃子や炒飯などの中華系サイドメニューを置いている店は少ない。和歌山にほど近い湯浅が醤油発祥の地とされており、濃厚な醤油味であるのも、その影響とされる。地元では和歌山ラーメンとは呼ばずに、単純に「そば」、あるいは「中華そば」と呼ぶのが一般的。
播州ラーメン(兵庫県西脇市・加東市・多可町)
醤油味だが甘みがあるのが大きな特徴。播州産の淡口醤油を使い、播州地鶏・豚骨・野菜をじっくりと煮込んだものが多い。織物など、繊維産業が盛んだった頃に出稼ぎの女工が多くおり、女性の口に合った甘口の味付けにしたのが始まりといわれる。
播州赤穂塩ラーメン(兵庫県赤穂市)
中国・四国 [編集]岡山ラーメン(岡山市)
鶏ガラベースに醤油スープが多く、ストレートな中細麺を用いる。しかしながら濃厚な豚骨醤油の老舗店も少なからずある。またサイドメニューにデミグラスカツ丼などの洋食メニューがある老舗店もごく一部ある。これは「食堂」または「大衆食堂」から始めた店が比較的多いためである。
笠岡ラーメン(岡山県笠岡市)
鶏ガラベースの醤油味で、豚肉チャーシューの代わりに「かしわ」と呼ばれる鶏肉を使うのが特徴。昔、笠岡には養鶏場が多く存在し、そこで安く手に入れられた鶏肉を使用したため、鶏肉をふんだんに使用している。
福山ラーメン(広島県福山市)
極めて尾道ラーメンに近い店が多い。ルーツは戦前の支那そば。
尾道ラーメン(広島県尾道市)
本来は鶏ガラ・豚骨ベースのみの醤油味で、色目も透明で淡白。ただし近年はこれに加え小魚系の素材をスープに加える店が多い。豚の背油がクルトンのように浮かんでいるのが尾道のラーメンの大きな特徴。麺は平直麺の使用がほとんど。始祖店といわれる店では自店のものを尾道ラーメンとは決して呼ばない。
広島ラーメン(広島市)
豚骨ベースに醤油ダレを合わせた茶褐色のスープがである場合が大多数で、味は豚骨ベースながら淡白な店が多いが一部には極めて濃厚な店もある。麺は比較的色目の白い細直麺が主流。客の多くはラーメンとは呼ぶが古くからある店には暖簾やメニューには「中華そば」と書いてある店が多く店側も「そば」または「中華そば」と呼ぶ。具はチャーシュー、細もやし、ネギが一般的である。店名に、すずめ・つばめ・うぐいす、ちゃぼ、巣箱など小鳥や鳥に関係する名前のつくものが多い。現在では少ないが古くからの店の場合、寿司店に中華そばがある(あった)のも独特。サイドメニューにおでんがある店がほとんどであるのも特徴である。焼肉店で暖簾に「焼肉・ラーメン」と冷麺でなくラーメンをサイドメニューとして表に出すケースが多いのも広島の特色。
呉ラーメン(広島県呉市)
基本的には広島ラーメンと一緒ではあるがスープ自体は濃厚系が多いながらも味付け自体は若干薄味で具材にワカメを使う店やコショウに加えて香辛料に唐辛子漬けの酢「酢辛子」が用意され、これをコショウの代わりに入れる者も多いという広島市内にはない独特な習慣がある。通常のラーメンよりワンタン麺が好まれる傾向があるのも独特。それ以上にラーメン類よりは「呉冷麺」と呼ばれる他地区にない独特の冷やし系中華麺が好まれるのも特徴。
鳥取牛骨ラーメン(鳥取県)
牛骨で出汁をとったスープを使うラーメン。スープに牛骨独特の甘い香りと芳ばしさがあり、醤油ダレが基本となっている。鳥取県中部。
宇部ラーメン(山口県宇部市)
濃厚な豚骨をベースに魚介系の醤油でアクセントをつけたもの。九州の久留米ラーメンの影響が強く、広島ラーメンと久留米ラーメンの中間に位置する。
徳島ラーメン(徳島市)
豚骨醤油スープ。味付けは甘辛く、関西のすき焼き風。チャーシューの代わりに載る甘辛く煮込んだ豚バラ肉のトッピングに、生卵を落とす物が主流だが地域により様々な物がある。地元では徳島ラーメンとは呼ばずに「中華そば」と呼び、徳島ラーメンをおかずにご飯を食べるのが習慣となっている。徳島で豚骨が主流となったのは、ハム製造会社(当時の徳島ハム)から大量の豚骨が提供されたためともされている。
鍋焼きラーメン(高知県須崎市)
鶏ガラをベースにしたあっさり醤油味で、琺瑯の鍋で提供される。具に鶏肉、ネギ、竹輪、そして生卵を落とす。ご飯と一緒に食べる習慣があり、沢庵漬けも一緒に出される。
九州・沖縄 [編集]博多ラーメン(福岡市)
基本はさらりとした豚骨白湯スープが多い。味は豚骨ラーメンの中では比較的淡泊。が、極めて濃厚な老舗店も少なからず存在する。発祥時は当時の全国的な傾向もあって平麺が多かったが現在は長浜ラーメンの影響を受けストレート極細麺が主流。麺が極細麺であるために提供までの時間が短い反面、伸びやすく、少量ずつ茹でていたため長浜ラーメンから影響を受けて広まった替え玉という麺のおかわりがある店が大多数。ただし一部の店では替え玉によってスープの味が変わるのを嫌って替え玉を用意してない店もある。麺の硬さが好みに合わせて「やわ」「ふつう」「かた」「ばりかた」「はりがね」「こなおとし」などの呼び方で選べるが、「ふつう」でも他地域のラーメンに比べると硬めのことが多い。好みで白ゴマ、辛子高菜、紅生姜、潰しにんにくのトッピングを用いる。
長浜ラーメン(福岡県福岡市中央区)
福岡市湾岸部の長浜のラーメン。博多ラーメンと、ほとんどの部分が同じ特徴を備えるため一見して両者の差異は相当に微妙であいまいだが福岡では今でも博多は博多、長浜は長浜、と別物であるという意識が根強く「博多ラーメン長浜屋(※架空の例)」などという店名には福岡市民は違和感を覚えるという。ちなみに麺の硬さやスープのこってりさの指定については博多とは全く違う独特の指定の仕方(麺に関しては「ズン」・指定なし(普通)「カタ」・「ナマ」、スープの濃さに関しては「ナシ」・無言(普通)「ベタ」)、またトッピングに関しては指定なし(普通)「ネギヤマ」などの独特の指定の呼称がある長浜を代表する有名店が存在する。
久留米ラーメン(福岡県久留米市)
豚骨ラーメンの発祥の地である。作ったスープを当日中に使い切る博多とは違い、減った分に新たに炊いたものを継ぎ足し続けながら作る独特な濃厚豚骨スープが多い。そのため博多ラーメンに比べてこってりしてかなり濃厚なものが多い。独特の臭みがあるのは、豚骨を割って髄が出た状態でスープを煮込むためである。ストレート細麺が主流。ただし博多のものより若干太めである。もともと替え玉はなかったが近年は博多の影響で替え玉を提供する店も多い。ただし現地ではこれを替え玉とは呼ばず替え麺と呼ぶ。薬味に白ゴマ、下ろしニンニクなどがある。
玉名ラーメン(熊本県玉名市)
濃厚な豚骨スープと中細ストレート麺が特徴。
熊本ラーメン(熊本市)
戦後久留米から玉名を経て伝わった。濃厚で透明感のない白濁スープは、豚骨系で鶏ガラをブレンドしている。中太ストレート麺を使用する。一般的な具は煮卵、チャーシュー、メンマ、キクラゲ、海苔などで、辛子高菜や紅生姜はあまり使用されない。マー油をスープの表面にたらすものが多い(あるいは油で揚げたニンニクチップ等を使う)。近年は表面を覆うほどのマー油を特徴として売り出すラーメンが熊本に限らず見られるが、オーソドックスな熊本ラーメンのマー油は表面に散らして香りづけをする程度である。
あごだしラーメン(長崎県北部)
焼きあごを使ったあっさりしたスープが特徴。「焼きあご」とは当地名産のトビウオ(「あご」と言う)を焼いたもの。平戸市生月町(旧北松浦郡生月町)が発祥。
宮崎ラーメン(宮崎県)
豚骨をベースしたあっさりとしたスープに鯖節、ソーダ節、醤油や塩が加わる。麺は加水率が高い。薬味のニンニク醤油とラーメンと一緒に出される沢庵漬けが特徴。
鹿児島ラーメン(鹿児島県)
豚骨+鶏ガラの半濁スープに野菜を使うスープ(豚の頭骨のみ、また焼豚(煮豚)を一緒に入れている場合もある)に、かん水を使わない白っぽい中太ストレート麺。具に焦がし葱や木耳。白い急須に入ったお茶、大根の漬物が一緒に出されることが多い[注 5]。ニンニク(おろし&乾燥ニンニクの醤油漬け)・紅しょうがを置いている店もある。
沖縄そば(沖縄県)
詳細は「沖縄そば」を参照
一般的には「ラーメン」と見なされないが、本土のラーメンと同じルーツを持つ料理として沖縄そば(うちなーすば)がある。麺は一般的な中華麺と同じ製法である小麦粉100%の麺でカンスイ(本来は灰汁)を用いており、公正競争規約の上でも「中華めん」に分類されている。うどんやきしめんのように太く、茹でた後に油処理されたゆで麺を用いるため、独特の食感がある。スープは豚と鰹のブレンドで、チャーシューではなく甘く煮付けた豚のばら肉や骨付き肉の塊が乗せられる。
今や中国よりも日本のラーメンの方がおいしいと語る中国人も多いのが皮肉。
日本食ともいえるが、独自の進化を遂げたのかなと思う。